FXをまったくわかっていない人がFXを始めると30万摩って、16万円稼げることもあるというお話です。
30万摩った話
社会人になって、自分の会社がブラック企業であることを知りこのままではいけないと一発逆転を目指してFXにチャレンジしてみました。
大人になったのだから経済に少し強くならなければと参考書も購入して準備もしっかりしてFXの口座を開設しました。
100万円から1億円にしたなんて話を見かけたりして私も大きく狙って当時はまだ普通だったレバレッジ50(取引倍率50)で取引することにしました。
早速20万円を口座にいれました。
当初は儲けるためにやるんだから3万すったら才能がないとスッパリFXは辞めようと決め取引を開始しました。
始めると1日で3000円黒字になり、順調に3万円稼げてしまいました。
これは余裕だなとビギナーズラックの罠にはまり、取引をやみくもに進めたところ悲劇がおきました。
あれよあれよと1晩で7万円ほど摩ってしまったのです。
もともとよくわかっていないのに、あれはたまたま運のない日だっただけだ、損失を取り戻さなければと気づけば口座に10万円を追加していました。
そしてまた摩ってこれで最後と10万円また追加し、失って気づきました。
私はギャンブルには向いていないしFXの知識もない。
値段が下がった、上がったでこんなにも我を忘れる人はFXには向いていない。常に冷静であれと参考書にも書いてありました。それに経済のこともよくわかっていない。
1ヶ月ほどで給料の2倍ほどの金額を失いました。
16万稼いだ話
それから数年がたち、兄がFXを始めていました。
私は30万円摩ってしまったし、もうFXはしないと決めているよと伝えると「FXで勝つにはこれが一番いい方法だと思う」とプログラミングによる自動売買ができるインヴァスト証券の「シストレ24」 というものを教えてくれました。
とはいえ兄の言うことは信用できません。会うたびにFX儲かってる?と聞くと「損はしてないから順調だね」と言われ昔摩ったお金を少しでもいいから取り戻したいと気づけば口座を開設していました。
負けたら全部兄のせいにしてやろうと兄に全て設定してもらい、取引が始まりました。
プログラム(ストラテジー)選びも兄にしてもらい、言い訳にはバッチリです。
自動売買なので、気になって眠れないということも帰宅後ずっとパソコンの前に張り付かなければいけないということもなく平和な日々でした。
そして1週間ほどで7万円の黒字をだしていました。すごい自動売買と感動しました。
それから順調に稼ぎ兄に「すごいねこれ」というと「嘘?こっちは最近赤字なんだけど」となっていました。勝つ人もいれば負ける人もいるんだなとしみじみ。
それから数ヶ月ほどで30万円ほどの黒字をだしていました。
こんな稼ぐならもっとお金入金しておけばよかったと思いはじめたころ、赤字が続くようになりました。
いままでお世話になったストラテジーをそんなにすぐには見放せないと様子をみていると、黒字をたまに出すものの赤字が多くなりました。
別のストラテジーに変更するべきなのですが、愛着の湧いてしまったストラテジー以外で戦う気もわかず黒字16万で終わりにすることにしました。
常に大金を摩る可能性に怯えてもいたのでちょうどよかったかなと思います。
特に何もせず賭けに勝つことができました。
おわりに
よくわからず、ギャンブル感覚でFXを始めるなら自動売買が精神的にも余裕がもてていいのではないかなというお話です。
またお金に余裕ができたらFXしようかなという感じです。
お金に余裕がない場合はなくなることもあるのでFXは余裕のある時にするといいです。
参考サイト:インヴァスト証券「シストレ24」