はじめに
AfterEffectでアルファチャンネルつきで書き出したコンテンツをHapコーデックに変換するべくHAPコーデックに対応しているPremiere Proで書き出そうとした時の備忘録です。
アルファチャンネルについて詳しくは知らないので説明できないのですが、私は透明を保持した動画が作りたかったのでアルファチャンネルにいきつきました。
アルファチャンネル対応するコーデックは私の知る範囲ではQuicktimeのAnimation,Prores4444,Hap alphaです。
使用環境
使用したAdobe Premiere ProはCS6です。
つまずいた点
問題点ですが、AfterEffectでテストで作ったApple Prores4444のアルファチャンネルつきのコンテンツをPremiere Proに取り込んでシーケンスに乗っけて、ファイル→書き出し→メディアからHap Alphaを選んで書き出してみたところ透明にならない。
背景が黒くなってしまいます。
理由がわからなったのでとりあえずAfterEffectの素材をPremiere Proに背景を入れて確認してみるとPremiere Pro上ではきちんと透明になっている事が確認できました。素材は問題なさそうです。
書き出しが問題なのかと思いHap, Hap Q, Apple Prores4444やAnimationを手当たり次第試してみるもどれもまったく透明になりませんでした。
解決方法
kimmimebabyさんが上げている動画を見て問題が解決しました。
参考:Exporting Alpha Channel or Transparent Video with Premiere Pro(youtube)
動画を見るまで全く気づかなかったのですが設定画面がスクロールするんですね!
設定が少ないと思ったものの、初心者すぎて見落としていました。
そしてアルファチャンネルで書き出すためには32 bitを選ぶ必要があるようです。
32 bitを選んだら無事に書き出す事ができました。
念のためAnimationやApple Prores4444も確認してみたところ、やはり32bitに設定されていなかった事が問題のようでした。
32bitにする事も知らなかったのでまた一つ勉強になりました。kimmimebabyさんに感謝です。
ちなみに
Quicktimeではアルファチャンネル(透明)を確認できないようです。
※正確には確認できますが、下記のように表示されます。
Quicktime上で確認するとなんだが変な感じの映像になりますがこれでアルファチャンネルの書き出しに成功しています。
作ったアルファチャンネルを含むコンテンツの透明をしっかり確認したい場合はQuicktimeではないソフトで確認した方が良さそうです。
私は他にツールを知らなかったのでAfterEffectで確認していました。
今更だと思いますが、アルファチャンネル部分が
動画ファイルで黒くなるのは仕様ですね。
画像ファイルでいうあの白と灰色のブロックみたいな。
無名さん
コメントいただきありがとうございます。
なるほど画像ファイルの白と灰色のブロックと同じような意味だったんですね。
理解しやすいです。
仕様をしらなかったので今もだいぶ踊らされてました。