ネットワークエンジニアやプログラマーは2020年でざっくり30万人、2030年でざっくり70万人足りなくなるといわれており、やる気があれば誰でも未経験からプログラマーやITエンジニアを目指せそうです。
未経験から企業へ就職するには
未経験者がプログラマーやネットワークエンジニアを目指し就職することは、思っているよりも簡単だと思います。
企業によっては未経験でも3ヶ月ほどネットワークエンジニアやプログラマーとして働けるように研修を行ってくれたりします。
いきなり就職するのは不安といった場合でもIT系の学校へ通ったり、独学でもプログラミング言語を使用した開発経験があれば企業は研修をしなくてもいい(研修のお金が浮く)ので採用率はぐっとあがります。
中には就職サポートがついていて無料で通える学校なんていうのもあります。
通常IT系のスクールへ通えば月に何十万とお金を支払わなければならないので無料はありがたいですね。
無料の学校は若い方が選択肢は多いですが、学校によっては38歳まで通うことができます。
無料の理由は学校側が生徒の就職斡旋を行うことで採用先の企業からお金をもらうことにより運営されています。
就職をしたい人には検討の価値があると思います。
学校によっては夜間も空いていたりして、仕事をしながら通うことも可能です。
ただ先に言ったように探せば就職後に研修を受けることができます。
その場合はお金をもらいながら勉強することが可能なのです。
そのため早くお金を稼ぎたい人は就職してプログラマーやネットワークエンジニアを目指すのもいいと思います。
では無料の学校はどのような人が通えばいいかといえば、自力でやる就職活動に疲れた人や年齢が少し高めで38歳までの就職意欲のある人です。
企業は研修して社員を育てていくためにはある程度若い人材を欲しがっているようです。
そのため年齢が若い人の方が採用されやすい傾向があります。
しかし年齢が高くても、どのくらいの知識があるのか事前にわかれば採用されることが多いようです。
また学校側も就職してもらわないことにはお金にならないので、真摯に就職先を紹介してくれることでしょう。
38歳を過ぎてしまったらどうすれば良いかといえば、IT系の学校でも独学でもいいので勉強し知識を得ることで就職を目指すことができます。
年齢が高い分求められるスキルなどが上がっているので相当の努力が必要です。
独学よりは学校へ通うことで効率的に早く就職につながると思います。
無料の学校で気をつけること
無料の学校では就職先を紹介してもらうことが可能ですが、言い方を変えれば紹介してもらった会社へ就職しなければならないという点です。
比較的給料の安い会社やSES(System Engineering Service)という派遣型の企業が多いと言われています。未経験なのでそこは仕方ないのかなと思います。が勉強すれば給料の良い会社も狙える可能性はあるので、自力で就活をしたい方は有料の学校の方が良いでしょう。
またゲームが好きだから、ゲーム系の会社に入りたいなどあらかじめ入社したい会社がある場合はお勧めしません。
私のように正社員として就職する気が無い場合も通うべきではないです。
学校側もビジネスなので、就職してもらえないと利益がでないのです。
もちろん多くの学校は就職しなくても特に問題はないと言いますが、できる限り就職させようと働きかけてくると思います。
そのため勉強を受けてからやっぱりプログラマーは向いていないなと思っても、今まで教えてくれた学校に申し訳ないなと思い断りづらくなって就職せざるおえなることも考えられます。
少しでも不安のある方は有料の学校へ通い進路を考えるのが得策かと思います。
未経験からフリーランスになるには
未経験からいきなりフリーランスになるのは難しいようです。
もちろん天才的なセンスがあれば無理では無いでしょうが、数ヶ月勉強しただけでいきなりフリーになるのは現実的ではないと思います。
フリーに特化した学校なんていうのもありますが、かなりの努力とコネが必要なのではないかと思います。
あらかじめこのアプリを作れば絶対に儲かる、あらかじめ受注先のめどがあるなどのプランがあれば、学校に助けてもらいながら勉強し独立することも可能かもしれません。
しかし自力で依頼をうけて仕事をしようと考えている場合は一度ランサーズなどの仕事内容を見てみてどのくらいの知識量と仕事量が必要か確認してみると良いと思います。
いきなり学校へ通う前に少し勉強してみればエンジニアやプログラマーとしてのフリーランスの難しさがわかるかと思います。
フリーランスを目指すのであれば一度上記の”未経験から企業へ就職するには”で書いたような手順で企業への就職を目指し、業界内でコネと経験を積みフリーランスを目指すのが得策のように思います。
少なくとも2、3年は経験を積むことでフリーランスや条件の良い会社を目指すことが可能と言われています。
またエンジニアは不足しているため、できる人はヘッドハンティングをされたりするようです。
ヘッドハンティングされたらある程度一人前と思ってもいいのかもしれません。
私が出会った未経験からプログラミングをして生計を立てている方は、どんなに安くてもいいから仕事を取って実績をたくさんつくって徐々に給料が増えていったといっていました。
しかしその方は英語が堪能でした。プログラミング以外にも特化したスキルをもっていたのでうまくいったのかもしれません。
正社員やフリーランス以外の選択肢
正社員とフリーランスについて書きましたが、未経験からアルバイトや派遣社員、在宅ワーカーとして働くという手もあります。
未経験といっても先に書いたようにある程度の知識は必要です。
給料は正社員と劣りますが、時給2000円を越す案件があったりと未経験でもなかなか条件がいいと思います。
研修がある求人もありますが、その場合は時給は安くなる傾向があります。
またテスト業務やIT事務など比較的難易度の低い業務もあるので、ゆっくりと無理せずに経験を積んでいきたい方や、自分のライフスタイルにあった働き方ができるかと思います。
学校などに通うことで、高時給の求人やより環境の良い仕事を狙えると思います。
Webデザイナー、コーダー
未経験者がプログラマーやネットワークエンジニアになることについて書きましたが、未経験からWebデザイナー、コーダーを目指す場合、派遣会社によってはHTMLとCSSを理解できるよう研修を行ってくれることがあります。
派遣会社の研修では業務とみなされ時給もでるため待遇も良いです。
Web系プログラマーを目指す場合HTMLとCSSを知っていて損はないですし、IT業界に興味はあるけれどイメージが湧いていない場合など一度、働いてみるのもありだと思います。