INSERT文について勉強していきたいと思います。
動作環境
SQL FIDDLEでOracle11g R2、MySQL5.6、PostgreSQL9.6、SQLiteで動作確認しています。
INSERT文とは
INSERT文を使うとデータベース(テーブル)へデータを挿入するために使います。
INSERT文の書き方
列全てに値を挿入
INSERT INTO テーブル名 VALUES( 値, 値, 値… );
1つのカラムに対して値挿入
INSERT INTO テーブル名(列名)VALUES(値);
実際にINSERT文を使ってみる
それでは実際に動かして見ましょう。
準備
テーブルを作成します。
CREATE TABLE item (
ItemID int ,
ItemName character varying (20)
);
それではこのitemテーブルへ実際に値を挿入してみましょう。
列全てに値を1行挿入
カラムの数分値を入力します。
insert into item values(0001, ‘ゼリー’);
それではSELECT文を実行してテーブルを確認してみましょう。
SELECT * FROM item
■ 結果
itemid | itemname |
---|---|
1 | ゼリー |
値が挿入されたことを確認できました。
列全てに値を3行分挿入
カラムの数+3行分の値を入力します。
insert into item values(0001, ‘ゼリー’), (0002, ‘プリン’), (0003, ‘ヨーグルト’);
それではSELECT文を実行してテーブルを確認してみましょう。
■結果
itemid | itemname |
---|---|
1 | ゼリー |
2 | プリン |
3 | ヨーグルト |
1つのカラム(列)に対して値挿入
insert into item(ItemID) values(0004);
insert into item (ItemName)values(‘豆乳’);
カラムに対して値を入力します。
それではSELECT文を実行してテーブルを確認してみましょう。
SELECT * FROM item
■ 結果
ItemID | ItemName |
---|---|
4 | (null) |
(null) | 豆乳 |
カラムに対して値が挿入されたことを確認できました。
ちなみにnullの箇所など、すでにある行に対して値を追加したいことがあると思いますが、その時はUPDATE文を使います。
以上INSERT文についてでした!